てるる詩の木工房では2002年に初めて国産竪琴を完成させました。
一番最初に作ったのは、一木を削り出して作るペンタトニックの「ことのは」です。
そして子どものころから ずっと心に思い描く竪琴の形、
ギリシャ神話に出てくるような竪琴を完成させました。
「てるる」そして「あやはべる」です。
ドイツのグーベルを同じ感性とクラフトマンシップとをもつ制作者としてリスペクトしています。
が、随所に独自の工夫を凝らし、進化させています。
てるる詩の木工房を訪れたスウェーデンのライアー工房A社のS・A氏は
「もしグーベルが生きていたらこの竪琴の誕生を喜んだであろう」と語ってくれました。