![ライアー ライア 竪琴 tategoto てるる詩の木工房 あやはべる 9弦 32弦 39弦 leier lyre](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=843x10000:format=jpg/path/s2ffb25ead40ee2d9/image/i95bc7ed6b497388f/version/1597973533/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%BC-%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2-%E7%AB%AA%E7%90%B4-tategoto-%E3%81%A6%E3%82%8B%E3%82%8B%E8%A9%A9%E3%81%AE%E6%9C%A8%E5%B7%A5%E6%88%BF-%E3%81%82%E3%82%84%E3%81%AF%E3%81%B9%E3%82%8B-9%E5%BC%A6-32%E5%BC%A6-39%E5%BC%A6-leier-lyre.jpg)
お盆も過ぎ、(沖縄は旧暦なのでこれからです。)
朝夕の風が少しだけ、涼しさを感じます。
工房では新しいライアー(竪琴)のための弦制作と、弦張り作業が続いています。
しいの木*スプルース
しいの木*しいの木
と遂にしいの木シリーズの
あやはべる32弦が完成しています。
音が落ち着くのはもう少し、新月の日には発送できる準備が整います。
弾いてみたそれぞれの音の印象を、
このコラムをお読みいただいている方に
ちょっとご紹介!(個人的な感想です)
伊集*スプルース・・・
最も柔らかな印象。軽くふれるとふわっと音が広がります。
そして低音の魅力。全体を支えてくれるので弾いていて心地よい。
ちなみにこの4台の中で最も軽く(約2.1kg),持ち運びが楽なのも嬉しい。伊集の木の和名は、姫椿(ひめつばき)。
沖縄の三線の胴部分に伝統的に使われていることからも
音響効果が良いのです。
しいの木*スプルース・・・
しいの木は弾むような明るい陽の音が特徴。
弾く人も、聴く人も元気に楽しくなってくるような音です。
上質なスプルースと合わせると澄んだ感じが強調されました。
音も大きい。2番目に軽いです。(約2,3kg)
しいの木*しいの木
オールしいの木製。
沖縄の木が楽器になるの?と思っている人にこの音を聴いてほしい!
厳選された柾目の通ったしいの木は表現力に富み、
民謡をうたう、あの朗々とした声を思わせる。
光る水面のような杢も美しい。弾いていて注目度No.1!
木が好きな人にはたまらない魅力的なオーラを放っている。
大木だからこそ、このような杢が生まれます。重さ約2,3kg。
と、それぞれの個性豊かな楽器となりました。
音はYouTubeで近日公開予定です!
それぞれの楽器に、一番ふさわしいと思った
「この楽器のための私の一曲」をお届けしたいと思います。