photo by earthphotgrapher Miyako Nishi
・竪琴(たてごと)とは
竪琴は古代、世界の各地域で弦楽器の祖として生まれました。
弓を張ったシンプルな楽器は、その後さまざまな弦楽器へと変化しつつ広がっていきました。
20世紀に入り、ドイツの治療教育施設で『心の保護を求める子どもたち』のために
音楽家エドモンド・プラハトと彫刻家ローター・ゲルトナーによって現代によみがえりました。
ライアーとはドイツ語で『竪琴』の意味です。
現在世界には様々な形や音を持った竪琴工房がいくつも生まれています。
音楽家、幼児教育、障がいを持った方の施設、ホスピス、音楽教育、音楽療法、老人介護施設、
様々な場所で竪琴は用いられています。
・てるる詩の木工房の竪琴 の特徴
沖縄の森の木を丸太で仕入れ、工房で8年以上保管、木取り、木工加工、
塗装、弦のデザインと製作。
一台の楽器が出来上がるまでの全ての工程を一貫して行っているのが私たちの工房の特徴です。
すべての工程を一貫製作している工房は数多くありません。
制作者の意思が隅々にまで生きています。
甲にバイオリンのようなふくらみを持たせたアーチトップの竪琴は世界唯一。
両側の「蕨手」(わらびて)と呼んでいる部分も私たちの竪琴の特徴です。
自然からインスピレーションを受け、どこか貝や植物をイメージするフォルム。
柔らかな曲線から生まれる音は豊潤で『うたを歌うように美しい』竪琴です。
ayahaberu
□あやはべる9弦
ペンタトニック/スチール弦
300*210 mm
□あやはべる32弦
クロマチック/スチール弦
ソプラノ 音域:(c"~F)
450*380 mm
□あやはべる39弦
クロマチック/スチール弦
ソプラノ 音域:(d"~C)
530*450 mm
telulu
□てるる39弦
クロマチック/スチール弦
ソプラノ 音域:(d"~C)
530*450 mm
□てるる41弦
クロマチック/スチール弦
ソプラノ 音域:(e"~C)
540*470 mm