てるる詩の木工房の竪琴にはすべてオリジナルの弦が張られています。
弦は一番最初に奏者が触れ、楽器と出会う大切な場所、
弦を通して様々な思いを伝え、表現をしていきます。
それぞれの楽器に合った様々な材質と、太さを自らスケールデザインしています。
低音部には細いワイヤーを何重かに巻き付けて音を得ています。
これからも音への探求を続けていきます。
竪琴を作り始めた時から
自分の楽器に合った弦を制作するのが夢でした。
2007年 自作の弦巻き機を開発、アルトライアーを完成させる。
2018年 ドイツ・ザーレム工房から招待を受け弦制作の研修を行う
2019年 新しく弦制作機を製作。独自の工夫を随所に凝らして弦を完成させる。
てるる詩の木工房では現在一本一本手作りの、オリジナル弦を竪琴に張っています。
芯線や巻き線には何種類ものワイヤーを用いています。
それぞれの楽器に合ったスケールデザインは「虹色のレシピ」と呼んでいます。